イメージをちゃんともち、イメージに近づけるためになにをするか考え(Plan)、実行し(Do)、確認する(Check)。
イメージとの違いを評価して、次の Plan に移す(Action)。 場合によってはイメージを修正したりもする。
そう、みんな大嫌いな「PDCA をまわす」のだ。
でもみんなやってるでしょ?一発でOKする?
もっとも、これには前提があって。
そのイメージがどんな構造なのかを、徹底的に分析すること、だ。
たとえば誰か実在の歌手の歌い方を真似たいなら、どのように声を出しているか、どのように音程が移るか、音の強弱はどうしているか、とことん聞いて分析して「知る。」
自分の歌い方に近づけたいなら、何度も歌ってみて、分析して「知る。」
その結果が、調整方針(1) と (2) 、それと以下に続くこと。
自分の場合、音程が上がるときは遅く(しゃくり)するのが普通。 わざとゆっくりあげることもある。
(ゆっくりあげるのは不評だったけど)
出だしの音や音程が上がるときにいったん音を下げることが多い。
逆に、音程が下がるときは早めに下げる。時々わざと遅めに下げることもあるけど。

ああ、これは「おま☆かせ」適用しないで編集始めたヤツだ…。
これは AME-6連続音。破裂音の先行音がきっちり切れているので、調整方針(2)が何もしないで実現できる場合が多い。
なお、破裂音(カ行、タ行など)はしゃくりをしないことのほうが多い。
UTAU はモード2。 連続音なら「連続音一括設定」プラグインをまずは適用。 その後、UTAU の基本機能にある「おま☆かせ」を適用。

「音をふるわせるよ」(ビブラート)は適宜。
まずはこの状態をスタートにして、先の調整方針(1)(2) の修正をする。
そして、エンベロープ、ポルタメント、音量、フラグを調整していく。
場合によっては、別の音素を当てることも。 たとえば「o か」であるところを「a か」にする。どうせ先行母音は削ってしまう(調整方針(2))ので。
これは、1)子音が弱い場合 とか、 2) 低い音で母音が汚くなるときはきれいに伸びるものを探して割り当てる。
どうしてもダメな場合は、子音にまったく別の音から持ってきた母音を繋げることもある。