やっぱりダメ。さらに改造を進めることに決めた。
カップリングコンデンサとオペアンプの変更で、まあまあ良くなったとは言うものの、やはり何かおかしい。
よくよく調べてみたら、HPA の負電源が -2.8V しか出ていない。
32Ω負荷に 1.3Vrms かけたときに 4kHz〜12.5kHz の間でマイナス側がひずむので負電源の電圧を測定して気づいた。
データシートを調べてみたら、最大出力の値からするとこれで正しいようだ。
やはり大きな電圧を出すことができないアンプ IC なのだな。
16Ωとかの重い負荷であればよいのかもしれないが、常用ヘッドホンでは歪んでしまう。
であれば、ボリューム後のオペアンプをドライブ能力の高いものに交換し、その出力をジャックに接続してしまおう。
電源オン・オフ時のミュートが利かなくなるのはやむを得ない。
交換するオペアンプの品種には目星をつけた。
ひとつ心配なのは、負電源が電流ドライブに耐えられるかどうか。
電解コンデンサを足すといっても、容量はたかが知れている。
2019年10月25日
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